Web

ツッコミ。

2010/4/5 月曜日 | Web, 社会 | 1 件のコメント

テレビやWeb上での人々のコメントを見ていると、ほとんどが「ツッコミ」です。

評論家、コメンテーター、ニュースに対する書き込み、、、。

実態を鋭く突くツッコミもあれば、ただ面白がるためや自らの知識を披露するために事実を歪曲したツッコミなど様々。

もちろん僕だって人からバカだと思われたくない。そういう気持ちの裏返しで人々はツッコむのかもしれません。

しかし、ふと広い視野で世の中を見たとき、結局得をしているのはツッコまれた側だということに気づきます。特にソーシャルメディアが発達したWebの世界では、いわゆる「口コミ」で話題が広がり、それが広告効果につながっているのです。もちろん、悪事へのツッコミはその分まったく逆ですが。

ツッコんでも得にはならない。むしろ人からツッコまれる側になろう。それがこれからの時代、本当の意味で賢い生き方かもしれません。

お笑いコンビでもそうでしょう? ボケ役のほうが頭よかったりする。

地域情報発信の方法論

なにもWebサイトを作るだけが情報発信ではない。

旧来のマスメディアはWebメディアの台頭に危機感を覚え、情報に飢えている。なので、情報をマスメディアが取り上げやすい形にアレンジして発信するのもまたひとつの手だ。ニュースリリースさえすれば、テレビが新聞が勝手に取り上げてくれて広告費ゼロの情報発信ができる。

以前、地域ブランディングの講習会で取り上げられていた例は「久留米やきとり学会」。

久留米をB級グルメの聖地として、「やきとり」+「学会」というアンマッチングなキーワードをくっつけて話題性を高めている。

僕がふと思ったのが、ようやく可決された「定額給付金」。例えば、これを沖縄県内で一番最初に南城市が給付すれば、地元メディア各社はこぞってその模様を報道するのではないだろうか。

「なにをするにも腰が重い」といったイメージが付きまとう沖縄県内の行政。そんな中でも「住民のためなら即行動」という姿勢をアピールできれば、他市町村からは際立ち、そこに住みたいと思う人も増えるのではないかと思うのです。

こどもの気持ち

2009/1/9 金曜日 | Web, こころ | Comments Off

「全国こども電話相談室」というラジオ番組をご存知でしょうか。すでに番組は終了し、現在では「全国こども電話相談室・リアル!」という得体の知れないものに変わっているようです。

さて、「リアル!」はさておき、その前身である「全国こども電話相談室」のホームページがこちら。

http://www.tbs.co.jp/kodomotel/

ホームページにはこれまでの相談の記録が残されています。その質問内容にはいつ見ても驚かされ、はっとさせられます。例えば、

どうして人は人を好きになるのですか?

は、こどもの純粋な気持ちに感動すると同時に、それに対する長倉先生の回答も素敵です。ついでに言うと、終盤の藤田先生のぶっちゃけトークも素晴らしい。その他の例では、

広島の平和の石碑に「もう過ちを繰り返しません」と書いてありますが、その言葉は原爆を落としたアメリカ側の言葉なのではないですか?

この質問も回答も深いです。

こどもが抱く気持ちや疑問、どれも現代の大人たちが忘れかけているものばかりではないでしょうか。神様がこどもたちの口を借りて問いかけている気さえします。

他にも面白い質問・回答がありますので、皆さんも読んでみてください。

政治と、デザイン

2008/11/4 火曜日 | Web, 社会 | 1 件のコメント

フランスのとある田舎町に突如、巨大なポスターが登場したそうです。そこには「YES WE CAN」と書かれ、オバマさんが鮮烈に腕を振り上げている写真が。なかなかかっこいい。その街の市長がオバマさんに感化され作ってしまったんだそう。市民であるおじいちゃんのコメント。

「ああ、あの看板ね。この街にもああいう格好のいいものは必要なんじゃないかな。ところで彼は誰だね」

誰かわからなくてもオバマさんはかっこいいってことです。正確に言えば「メディアのりが良い」。彼の精悍な顔を多くのグラフィックデザイナーがモチーフとして用いているのを良く目にします。時に白と黒だけで、時にカラフルに。

かつて世界に影響を与えた政治家の中にも、いまだによくデザインのモチーフとして使用される人たちがいます。チェ・ゲバラJFKリンカーン毛沢東スターリンヒトラー、、、(順不同)。メディアのりが良いからカリスマ性が高まったのか、カリスマ性があるからメディアのりが良いのか、どっちかは分かりませんけれども。。

どっちにしろ、この大統領選で勝利すればオバマさんもそんな政治家のひとりとなるような気がします。彼はとにかくメディアデザインの扱いに長けている。

デザインって、端的に言えば「どれだけうまく伝えるか」だと思います(もちろん一面的な意味で。デザインはもっと多面的だと思います)。そういう意味で、マケインさんとオバマさんを比べたときに、マケインさんは伝わってこないけど、オバマさんは伝わってくるのが多い。

例えばキャッチフレーズ。オバマさんは「CHANGE」ですよね。これは彼の主張や立場の特徴を良く言い得てると思うし、有権者からしても分かりやすい。一方、マケインさんのキャッチフレーズはなんでしたっけ? って感じになりません? 実は「COUNTRY FIRST」なんだそうです。意味がよく分かりません(ぼくが日本人だからなのだろうけど)。

あと、シンボル。オバマさんのは赤白のストライプの地平の先に太陽が昇ってくるシーンを円で象ったもの。あれも印象的だし、かつてのフロンティア精神を取り戻そうとする彼の主張につながるイメージが日本人の僕でもしやすい。マケインさんのは五芒星の立体型で両サイドに翼が伸びてるもの。多分、元軍人のイメージで勲章と航空機を連想させようとしてるんだろうけど、記憶には残りにくいかも。

オバマさんは選挙用Webサイトを見てもメッセージの伝え方が分かりやすい。最初のスプラッシュページに表示されるのは「ボランティアに参加してくれ」というメッセージだけです。そこを入り口に中に入って行くと、具体的なボランティア活動のマニュアルが用意されているとのこと。一方、マケインさんのスプラッシュページにはボランティア参加はもちろん、動画、「なぜマケインなのか」、「どこで投票するのか」、その他各種政策の入り口など、懇切丁寧。どちらが良いかというのは意見が分かれる所ですが、「分かりやすさ」という点では明白です。

と、オバマ氏絶賛の記事になってしまいましたが、今時点で選挙結果はわかりませんし、わたし個人としても特に民主党支持というわけでもありません(汗。でも、オバマさんには新しい鮮烈な「何か」を感じますし、それがデザインやメディアとどうつながっているか、を考察してみた次第なのでした。

なにはともあれ、アメリカ合衆国大統領ともなると善くも悪くも世界に影響を与える存在。ぜひ世界がうまくやっていく仕組みをデザインしてほしいものです。

オバマさんのスプラッシュページ

オバマさんのスプラッシュページ

マケインさんのスプラッシュページ

マケインさんのスプラッシュページ

Don’t Think Pink

「今度の新製品は女性がターゲットだ。パッケージはピンク基調の花柄でいこう!」

今どきそんな企画開発者がいたら驚きですけれども。しかし、ここまで極端でなくても似たような発想は多々あるのではないでしょうか。逆に「こんな商品は女性がターゲットになるはずがない」なんて発想をもったり。

男である私としても、特に女性向けの商品をWebで展開したり、女性向けのWebサイトを作ったり、女性向けのイベントのブログを運営したりするのは、はっきり言って苦手です。。

「女性に選ばれるマーケティングの法則」(ダイヤモンド社/リサ・ジョンソン、アンドレア・ラーニド著)はそんな悩める男性のマーケティング担当に新しい視点を与えてくれます。アメリカでの事例が多いので、日本に状況を置き換えたときに少し違和感を感じますが、でもまあ、日本に先行した事例かもと思えば興味深く読めます。

例えば、DIYのホームセンター。男性が行くものという固定観念はないでしょうか。地元のDIYセンターを眺めてみると、顧客層として女性の方が多かったりします。そうなると、どういう商品が女性に売れるか、という課題は女性の特性や生活習慣、思考を考えると明らかになります。電動ドライバーを例にすると、男性の考え方ではいろんな分野に応用できる多機能な製品をほしがりますが、女性は軽くてコードレスを望むでしょう。

この本のサブタイトル「『あからさま』から『さりげなく』へ」は、これからのマーケティングの基本になるかと思います。「ああ、この商品はこういうことを狙ってるんだな」なんて一般消費者に用心させようものなら、そのマーケティングは失敗と言えるかもしれません(結果、売れれば成功ですが)。

マーケティングに限らず、私たちは女性に対してあらゆる固定観念を持っている気がします。もしかしたら女性自身が自らの可能性を否定し限定している場合もあるかもしれません。「男性は外、女性は家」「男性は生産、女性は消費」など、一時期は強く否定されていた観念も、なぜか最近また頭をもたげてきた感があります。

自立した女性はもちろん、奥さんやお母さんとしての女性が、社会に対してある「価値」を生産していくということはこの閉塞した社会のひとつの突破口になるのではないでしょうか。

ニュース

福田首相が辞意を表明しました。それを受けて、メディアは速報を出し続けます。新聞は号外を、テレビは臨時ニュースを。Webのニュースサイトでも速報が打ち出され、ネット上では退陣に関する議論が一気に盛り上がっていました。

ここ数年、ニュースサイト等でよく見られる形態が、そのニュースに関して一般の閲覧者コメントや日記をつけられるというものです。

私の場合、mixiのニュースコーナーをよく見ます。例えば、今回のような首相退陣のニュースについて、mixi参加者が日記を書くことができます。そのニュースを見た人は、投稿された日記を見て他の人がこのニュースに関してどのような関心をもっているかを知ることができます。

今回の福田首相退陣のニュースに対して投稿された日記は12000件を超えていました。私の見ている限り、通常ニュース1件あたりどんなに多くても500件以下です。それだけ、皆さん政治に対して「いいたいこと」が多いという証拠なのでしょう。

もちろん、日記にはいろいろな人のいろいろな意見があります。いろいろな意見を自由に述べられるという環境は健全だと言えます。ただ、なんとなく、多くの日記は「客観的すぎる」ような気がします。主体性がない、とでも言うのでしょうか。。文句は言うけど本気で怒っている人は少ないというか。

福田首相のコメントは他人事に聞こえるという意見をよく耳にします。今回の退陣は無責任だとも。しかし、今回のニュースに対するいろんな人の日記を見ていると、私も含めた国民全体が政治に対して他人事だったり無責任だったりするような印象を受けるのです。

福田首相が就任した当初、高い支持率を示していました。私たち国民は彼が何をしたい人か、何をしようとしている人か、理解した上で支持をしたでしょうか。「福田さんがなにをしたいのか伝わってこなかった」というコメントを今さら言うのは、少し無責任な気がします。

客観的で評論的なコメントは評論家に任せておきませんかw? まず私たちがどうしたいのか、主体的に声を上げていくべきだと思います。ブログでも日記でも。国の主権者は国民です。リーダー選択の機会がないのであれば、解散の声を上げるとか。野党の皆さんくらいに国民が騒いだほうがいいっす。

と、あまり政治的な話を熱く語ると、いろいろと問題が起きてきそうな気がするのでこれくらいで。Webがもし人々の主体性を失わせる一因となっているのでしたら少し悲しい事実です。Webはもっと個人の主体性を発揮出来るメディアだと思います。それと、一度決めたら最後までみんなで支えていけるようなリーダー(首相)を選べたらいいですね(ってこういう言い草も他人事?)。

Hello world!

2008/8/16 土曜日 | Web | コメントはまだありません

ブログを立ち上げた時、最初に何を書くか悩むものですが。。

私はサイトの構築に、主にWordPressというオープンソースのブログエンジンを使用しています。そのシステムをインストールした時、最初のエントリー(記事)に表示されるのが「Hello world!」というタイトルの記事です。

この「Hello world!」という言葉、プログラミングの世界では有名な言葉です。プログラマの卵たちは、この言葉を画面に表示させることから、プログラミングの世界へ船出します。どのプログラミングの教科書も、一番最初の入門コードは大抵はこの言葉を使っているからです。

Hello world!

改めて口に出すと、意外と響きのいい言葉です。世界よ、こんにちは! この言葉を最初に使った人は、世界中のコンピュータ同士がつながる現代のインターネット社会を予言していたのでしょうか。

世界に向かってハローなんつって手を振る
OH BABY LOVERY LOVERY 気嫌無敵なデイズ
- 小沢健二ラブリー」より

私も、このブログを立ち上げるにあたって、まずは愛すべき世界にごあいさつ。
“Hello world, from Nanjo.”